ニュース

2018年12月 4日 (火曜日)

専門家はアマチュアの時代へ

アマチュアとは素人という意味ではない。専門職として成立しないので、職業としての科学者ではなく、在野の学者という扱いになるのではないかという話である。
かつて科学は専門職ではなく個人的趣味であった。ニュートンもいわばアマチュアの科学者である(自然哲学)。職業化したのはここ100年くらいで、それ以前の科学は、ヨーロッパでは教会付属(大学の様なもの)か富豪の趣味であった。種の起源の作者も確か金持ち一族。それ以外は富豪にスポンサーになってもらった。古い本の前書きは、スポンサーになっていただいた金持ちの名前がずらっとあるそうだ。有名なニュートンの本も友人からの援助で出版された。その友人はハレー彗星で有名なエドモンド・ハレー。

職業としての科学 (岩波新書)
岩波書店  著者:佐藤 文隆  価格:821円 

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日本は大学の終わりが基礎科学の終わりで、稼げる様にするための企業化した科学という名の技術しか残らないでしょうね。
科学と技術は別物です。

2018年9月 8日 (土曜日)

スルガ銀行のすごさ

「オマエの家族皆殺し」スルガ銀、上司による壮絶な恫喝

https://www.asahi.com/articles/ASL974DYGL97ULFA01L.html

ここの銀行はいろいろ高い評価を得ていたはずだがやはり駄目だったか。銀行業務は多分ほぼ決まっていて、なおかつ地銀は地方経済と一蓮托生なのでどこでも程度の差はあれ同じになるはず。そういった中でこの銀行は著しく異常値だった。化けの皮が剥がれた。

捨てられる銀行 (講談社現代新書)
講談社  著者:橋本 卓典  価格:864円 

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褒めていた人の眼力問題。

以前からあったのか。

スルガ銀行、日本IBM「システム訴訟」で露呈した危険な組織体質

https://boxil.jp/beyond/a4640/

2018年8月28日 (火曜日)

高齢者商店の不当廉売

  • コスト回収が終わっているので安くてもやれる
  • 引き継ぎは店舗設備の改修が必要だがその分を積み立てていない(安く提供している弊害)
  • 年金が補助金代わり
  • 自店舗のため、閉店しても新しいお店ができるわけではない
商店がこのような感じで住宅としては残るけどお店はなくなる。

商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)
光文社  著者:新 雅史  価格:799円 

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2018年7月13日 (金曜日)

サッカーに見るグローバル化は時間差(タイムラグ)がなくなるということ 日本製コピーサッカーの終わり

サッカーのトレンドを見ているとコピー機が終わったのだと理解できる。
コピー機とは模倣。模倣したらなんとなく勝てたものが、今は模倣が次のW杯で古い戦術となる。日本は模倣しかできないので、常に時代遅れになる。多分ハリルはそこをわかっていて、日本は選手やサポーターも含めわかっていなかった可能性がある。
具現化したものは真似できるが現在進行形は真似できない。他人が今、作っているものを真似することは、オリジナルを自分で作っているのと同じだからだ。作っている最中のものは形にならない。だから外部の人は理解されない。ハリルの頭にはあったが選手には理解されなかった。協会の言うコミュニケーション不足はそこら辺だろう。
今回のワールドカップは選手の在庫処分だった。つまり使えないということを実証した戦いだった。選手が悪いのではない。育成も含めて世界から遅すぎるのだと思う。時間差(タイムラグ)を利用したタイムマシーン商法はネットの発達した時代において有用ではないように。
つまりいつも周回遅れになるんです。
 
ロシアW杯に見られる新時代のトレンド
つまりハリルが求めたのが、最高の既製服ではなくオーダーメイドの服。オーダーメイドといえどもいわゆる定跡(約束事)がある。しかし定跡だけでは対応しきれない。だから選手にそれを求めたけど全く理解できなかった。たぶん日本人はものまねは上手いがそれ以上は無理なのだと思う。

欧州で起きている「指導者革命」 グアルディオラ以降の新たな世界

フラット化する世界〔普及版〕上
トーマス・フリードマン
日本経済新聞出版社
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2018年7月 6日 (金曜日)

オウム事件の本質

平成の終わりにカタをつけた

地下鉄サリン事件の実行犯の死刑囚に死刑が執行された。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180706/k10011513621000.html

https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/05/aum-seven_a_23475861/

また新聞あたりが国民が納得できる間違ったものを提示すると思うので、それを中和、又は解毒するために以下の本をおすすめします。

精神史の話で、ずっと前からあるもの。例えば動物は戦争をしない論。実際は猿は戦争をする。こういった純で無垢なものを求める人間は一定数いる。

オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義 オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義
大田 俊寛

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2018年5月23日 (水曜日)

メディア受けするという「罪」

素人ピエロとプロの振付師
本業とメディア対策は別なのは当然である。しかし、メディア受けがいいとそっちの方に重点を置いてしまう。今回の事故はそういったルートに乗ってしまったことの悲劇かもしれない。いや実力以上に見せるためには、そうするしかなかったのだろうか。
藤井聡太4段が誕生したとき、将棋界はメディアを利用しようとしたと思われる。宣伝材料になるからである。たぶん羽生7冠以来のバブルである。その前は谷川浩二最年少名人あたりかな。加藤一二三9段の時(初の中学生棋士)はそれほど反響はなかったらしい。
藤井さんの師匠はメディアのおもちゃ化を防ごうとした。これは毎日新聞のインタビューで語られている。シンボルとして使いやすい。が、しかしそれでは練習時間がなくなる。故に高校進学させて、学業というバリアを作った。もし進学しないで中卒として棋界に入ったら良いように扱われるという配慮からである。
ユーチューバーの先駆者と言われているのがなんとなくわかる。

(文庫) 一歩を越える勇気 (サンマーク文庫)
サンマーク出版  著者:栗城史多  価格:648円 

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2018年5月22日 (火曜日)

「プロ下山家」が亡くなった

以前から、界隈ではプロ下山家と揶揄されていたそうです。
まともな山岳雑誌は取材をしませんでした(断られたらしい)。ある人は3.5流だと言いました。そしてプロが指摘したとおりの残念な結果になってしまいました。
プロ(業界)の指摘。忙しい人は二本目だけ読めばわかります。
 
ことの本質は、その筋の人から評判を聞けということです。もう一つは素人を相手にせよです。
業界によりますが、その筋の人に聞けばその人の評判がわかります。今回はやっかみなしで危ないと指摘されていました。
山雑誌の取材を断ったそうなので、自分を売り込む先がわかっている感じがします。今話題のAIは、わかっている人に聞くと、解けそうな問題探しになっているそうです。でも素人に売り込むときはバラ色や悲観で売るのが正解です。
メディアがどう報道するかが最後の問題です。散々おもちゃにしてたたき落とすのは仁義に反するし、かといってお涙頂戴にするのは最後までしゃぶる行為になる。
山は素人でも免許なしでも登れるという指摘が的確です。

ドナルド・クロウハーストだったのかは要検証です。

自己プロデュース力 (ヨシモトブックス)
ワニブックス  著者:島田 紳助  価格:1,980円 

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2018年5月 1日 (火曜日)

面子を潰された中国人は相手を殺すこともある

電車に接触させ頭部骨折させる 傷害容疑で逮捕 吉祥寺

中国は面子の国です。公衆の面前で注意をされれば面子を潰されたと感じます。以前広島かどこかの工場で社長が殺されました。もちろん(注意されたので)面子を潰されたからです。

日本人相手に平気でやっていることを中国人にしてはいけません。

この厄介な国、中国 (WAC BUNKO)
ワック  著者:岡田 英弘  価格:13,751円 

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とある評論だと面子(中央線)対面子(中国人)の戦いだったようで。

中央線なヒト―沿線文化人類学 (小学館文庫)
小学館  著者:三善 里沙子  価格:576円 

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2018年4月21日 (土曜日)

マスメディアと女忍者(くノ一)

女忍者はくノ一といいます。これが結構いるという話をあるマンガで読みました。マンガをマンガするというもので、女編集者=連載打ち切り通告というパターンだそうです。

日本のマスコミは体当たり取材を教え込むそうで専門性は育ちにくいらしいです。初めの数年は夜討ち朝駆けで警察担当になるそうです。

マスコミのギャリア・システムはゼネラリスト育成なので専門性が育ちにくい。要するに何でも屋です。これは公務員と同じで、こちらは不正防止、牢名主防止です。牢名主は主に内側の話で、つまり業務の主(古株とか古参とか)にしないためだと思います。

マスコミは官僚に弱い、官僚は政治家に弱い、政治家はマスコミに弱い。

ハーバードで語られる世界戦略 (光文社新書)
光文社  著者:田中 宇,大門 小百合 

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くノ一編集の話はこちら。Kindleもあります。

燃えよペン (サンデーGXコミックス)
小学館  著者:島本 和彦 

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2018年2月 9日 (金曜日)

クリームスキミングで地方を潰す方向に舵を切った

赤字31路線を一斉廃止へ バス会社、規制緩和に抗議

https://www.asahi.com/articles/ASL285SDXL28PTIL02B.html

割安運賃を売り物にする他社が、両備の数少ない黒字路線への参入を計画。

要するに儲かるとこだけやると、他の儲からないところを維持していた業者が耐えられなくなって、地方路線は廃止するようになる。これをクリームスキミングと言う。

まさか実際に起きるとは思わなかった。予測できたことをしたから。行政は反対できない。なぜなら議会が法律で決めたから。反対したら加計学園の獣医学部の二の舞になる。行政に許認可権はないので、一定の条件をそろえたら許可が出る(理屈の上では)。

電話料金についているユニバーサル料金はこの維持のためにある。地方への補助金も実際はこれと同じで、東京の税金を地方にばらまいている。その金を増額した張本人が都知事選に出たという悪いジョーダンがあったりする。

総務大臣時代は三位一体改革として、地方交付税を財政力の弱い自治体に優先的に配分する政策である特別枠制度を作りました。これは、企業などが自治体に納める法人事業税と法人住民税を地方に配分する仕組みであって、要するに東京都(大阪府、愛知県、福岡県など都市部)の地方法人税を、財政基盤の弱いほかの貧乏都道府県に振り分けるという施策であります。東京都民からすれば、東京都のために使われるべきカネが、この人の総務大臣時代の施策のお陰で東京都と無関係なところに流れていく仕組みができてしまったわけでありますね。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20160704-00059615/

JALが潰れかかったときに、その理由としてドル箱路線の金を赤字路線につぎ込んでいたからというのを聞いたことがある。ドル箱は札幌ー東京間でここを安くすると赤字路線のコストを回収できなくなるというのがクリームスキミングです。規制緩和でこの区間の独立航空会社ができましたけどね。エアドゥhttps://ja.wikipedia.org/wiki/AIRDO

経済用語図鑑
WAVE出版  著者:花岡 幸子  価格:1,944円 

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