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2011年12月 5日 (月曜日)

『舞台芸術 芸術と経済のジレンマ』大阪市の文化事業を潰す前に読む本

橋下流に文化団体、戦々恐々…交響楽団消える?

 指揮者の朝比奈隆さんが創設に関わった大フィルに対しては、市が「市の文化振興に不可欠」(平松邦夫市長)として補助金1億1000万円を支出。年約10億円の運営費の一部に充てられてきた。

貴族文化の系譜は今や行政というパトロンに寄生するしかない。しかし楽団員は給与が低いのでバイト(講師)で稼ぐという。

なぜそうなるかというのが本書『舞台芸術 芸術と経済のジレンマ』。生産性が上がりにくい構造なので規模を維持すると楽団員の給与を低く抑えないとならない。よく劇団員が貧乏という話はこのあたりにある。

この国は文化(やスポーツ)にお金を払わないので廃止だろうね。ちなみに大阪市の予算規模は1兆7000億円くらい。補助金は1億1000万円です。一万分の一の事業です。

平成22年度大阪市一般会計決算見込(速報版)について

舞台芸術 芸術と経済のジレンマ
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文化経済学という分野があるらしい。

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国体も一時廃止論が出たけど言われなくなった。補助金ビジネスの典型例でそれが無いと食えない。大学も補助金を切っているので後が怖い。こういうのはすぐではなく何十年後にどかんと出る。

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