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2010年3月19日 (金曜日)

非実在青少年が条例になるとこうなる。アメリカの事例。

『東大オタク学講座』という本の中の一説です。昔読んでおいて良かった。アメコミが駄目になった理由があったがどこで読んだか忘れてしまっていた。やっぱりブックサーチは必要ですね。

アメリカは清教徒がつくった国である。禁酒法もその精神がわからないと理解できない。

岡田 それだけ盛んだったのが、なんで現在みたいに人口の数パーセントしか読まないようなものになってしまったんでしょう。それにジャンルも、昔は豊富だったのにいまでは「マッチョが悪人倒してスポポ~ン」という形式に収まってしまったのも不思議なんですが。

ショット アメコミが廃れていった背景ですね。そのひとつとして、五〇年代の保守的な社会風潮があったんです。まだアメリカでもテレビが本格的に普及していなかった頃の話なんですが、現在「テレビが子供に悪影響を与えている」というのと同じ論調で、「まんがは子供の教育に悪い」ということがよく言われていたんですよ。たしかにホラーコミックなどかなり残酷な描写をしているものが流行っていたんですが、それらをPTAや政治団体、教会などが厳しく叩いていたんです。その運動は連邦政府にプレッシャーをかけるほど大きなもので、アメリカ上院の某委員会で「まんがは青少年を非行の道へ導く」というようなことが論じられてしまい、それで出版社サイドがビビってしまったんですね。プレッシャーから自主検閲制度を開始したわけです。その自主規制の内容なんですけど、現在のアメコミでもよく表紙に「Comics Code Authority」という表記が入っていることがあります。このコードはひじょうに細かい部分まで規制しているんですよ。たとえば離婚した夫婦を描いてはいけないし、裁判官や警察官を悪く描くのもダメ。アメリカ民主主義への批判もダメなんです。

岡田 離婚家庭を描いてはいけないってのは、かなり厳しいですよね。

ショット かなりキツいですね。離婚家庭がダメだというだけでもう、まんがとして表現できるテーマや内容がかなりの制限を受けてしまいますし。

岡田 そうすると主人公の家はどこも健全な両親がいて……。

ショット もう「善良市民万歳!」という感じで(笑)。そんな状況でしたから、どうしてもスーパーヒーローを描くしかなかったんですね。

http://netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakusemi/No5.html

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老人層を狙ったミスリード的な記事。問題は表現の善し悪しを役人が決めること。外してはいないけど当たってもいない。だからバカにされるんだよね、マスゴミって。

戯画人が一番まとまっている

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たけくま氏の10年以上前に描いたもの。→たけくまメモ

今回はピューリタン的な臭いがぷんぷんする。

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