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2008年7月 9日 (水曜日)

ネット上の遊撃戦論

戦略論の原点―軍事戦略入門 Book 戦略論の原点―軍事戦略入門

著者:J.C.ワイリー
販売元:芙蓉書房出版
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上記の本によると累積戦略というのがある。被害を与え続ける戦略で、致命傷を与える必要はない。とにかく疲労を蓄積させていけば、いつか臨界点を突破して崩壊するというもの。

欠点もあって、それはゲリラ側に終わりが見えてこないこと。いつ花が咲くかはわからないが、花を咲かせる努力をし続ける。でも本当にゴールが近づいているのかはわからない。最後は精神論で引っ張っていくしかない。

この累積戦略はゲリラ戦略(遊撃戦)のことである。毛沢東の遊撃戦論は広い中国で日本軍とゲリラ戦を戦ったときの理論である。

インターネットにようこそ。 : ひろゆき@オープンSNS

しかも、これがいつ終わるのかというと、
誰も知らない。
誰に聞けばいいのかわからないし、
誰を説得すればいいのかもわからない。

特定のリーダーがいない組織との争いの
経験がある人は少ないですからねぇ。。。

んでも、こういったゲリラ戦に対処しなきゃいけない時代なんですよね。

いわゆる独裁者は意外に扱いやすい。基本時に利害が一致すれば、あとはトップ会談で話が済む(国内的には強権で強制って日本のエコ騒ぎみたいだ)。しかしバラバラな集団は話をつける相手がいない。

それから2chは敵に回すと怖いが、味方にすると役に立たないといわれている。味方にする場合は継続的な運用が必要だから統制がとれてない集団は運用が難しい。この事件は、人の噂も75日なのでいつかは終わる。が、記録は残るよね。

ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書 683) Book ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書 683)

著者:荻上 チキ
販売元:筑摩書房
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面白いコメントがあったので載せさせていただきます。

「2ちゃんねる」を糞とばかりに批判するマスメディアやコメンテーター。
しかしながら、「2ちゃんねる」で討論されるのは、主にTVや新聞のニュースが題材。
自らの配信していることに対しての書き込みであるとの認識があまりにも薄い。
「2ちゃんねる」などのネットユーザーとTVや新聞のユーザーは別な人々と思い込んでいるようにも感じられる。まぁ、他の業種の人達でもなんの根拠もなく、こんな風に思い込んでいることって世の中ありまくりなんですけどね。例えば客と従業員は別だみたいな。良い仕事をやらせれば本当は従業員が一番の客となりえるのに手抜きや偽装なんかをやらせる。そんなのを見てるから自社製品を買わないどころか、内部告発をする。
話がそれそうなので戻すと、今回のように広告のスポンサーが減るのは当然で、ネットで広告を出すような企業がネットを介しての世論に鈍感なわけがないのは当然のこと。

テレビ番組で芸人がネットユーザーに対して表へ出ろと言ったそうだけど、それは強者の論理。ランチェスター戦略じゃなくとも、強者にはゲリラ戦が有効です。抗日戦線はゲリラ戦で、それにやられたのが日本軍。といってもあの広大な領土を日本風に何とかしようというのが無理だった。始皇帝が始めた皇帝システムはそういった広大な土地を支配するシステムだそうです。

初心者向けの戦略戦術論(東洋史)。
武経七書の抜粋が乗っています。メインは孫子。

中国の思想 孫子・呉子 (徳間文庫 ち 7-7 中国の思想) Book 中国の思想 孫子・呉子 (徳間文庫 ち 7-7 中国の思想)

著者:『中国の思想』刊行委員会,松枝茂夫
販売元:徳間書店
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