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2008年6月18日 (水曜日)

車産業の外国人労働者について全文転載

コメント全文を勝手に転載させていただきます。株式日記に載っていたものです。

外国人受け入れについて (珍道中)
2008-06-16 20:44:49
はじめまして。毎日拝見させてもらってます。

1991 年1月パパブッシュによる湾岸戦争が開始される直前から三菱自動車の大江工場で、期間工をした時の話です。数年ぶりに帰国したのですが、工場の生産ラインのあっちこっちに日系ブラジル人やらフイリピン人やら出稼ぎ外国人労働者が活躍しているのに驚きました。以前他社も含めて外国人労働者など工場で見かけることはありませんでした。

なんでも最近から日系ブラジル人をメインとした外国人労働者第一陣だったそうです。日本も変わったなと思い彼らの仕事ぶりを観察するのだけが楽しみでした。フィリピン人とタイ人「比率的には少数は現地工場からの研修生とのこと」たちは、真面目に働いていた感じです。

問題は大体数をしめる日系ブラジル人でした。彼らは現地工場の研修生とは違い三菱自動車に直接期間工として雇われており他の日本人期間工とまったく立場やら待遇は変わらないとのことでした。

日本政府が外国人労働者」日系人に限り」日本国内での就職と滞在を自由にできるように門出を開いた元年でした。夫婦で出稼ぎに来ている人もたくさんいました。夫、妻どちらの側にも絶対に日本人の血などまじっていないスペイン系と人目で分かる人たちもいました。人目で日本人の血が流れてると分かる人たちが9 割でした。「日本語をある程度理解できる人たちとまったく理解できない人たちの比率は半々でした。

彼らの仕事ぶりは、日本人の血が流れているのですが、残念ながら日本国内で生まれ育った日本人のようにはいっていませんでした。3月のある日ブラジルから第二陣の人たちが来ました。彼らの仕事ぶりは一陣で来た人たち以下のレベルでした。日本人一人分の仕事を2人かかりでやっとのレベルでした。4月に第三陣の人たちがやって来ました。工場の中は日本人7に対して彼ら3の割合まで膨らみました。

彼らの比率が増えるに従い。組み立てラインの最終工程から完成車置き場までの間には検査工程で発覚した誤品、欠品、不良品やらの車が氾濫しており、一つの手直しが終わると、次の不良箇所が発覚。各班の班長による手直しと、検査課の検査員との未完成車の終わることのないキャッチボールが続き。数珠繋ぎになった未完成車で、アリの通る隙間もないほどの状態が慢性的に続いていました。平成の黒舟騒ぎかと工場内が一種のパニック状態に陥っておりました。

班長が嘆いていました。「見てれば分かると思うけどもネ 一陣の人たちはなんとか使いもになるけどもネ 二陣ましては三陣になるとどんどん質が低下して使い物にならないでしょう?現場一丸になって、本社に抗議してるとこなんですよ。この最終工程に溢れてる未完成車見てくださいよ。大きな声でいえないけどね、、今まで日本人だけで生産してた時では考えられない状況ですよ。恐ろしくて、自分では絶対に買いたくないですネ。」

私はこの誤欠品と不良の未完成車の山を日々眺めながら、数年後にかならずこの会社の車は社会的問題を引き起こすであろうと確信しました。

ある日二世の日本語の分かる日系ブラジル人に給料明細を見せてもらいました。私は目を疑いました。当時日本人の期間工は日給9000円でした。彼ら日系ブラジル人はなんと日給9200円もらっていたのです。残業日給×3割り増し。休日出勤日給×3.5割りまし。夜勤は深夜手当日給×4割増し。当時昼夜2交代製で毎日2時間のライン残業と月2回の休日出勤がありましたので、日給200円の違いは莫大なものでした。

その他にも目を疑うような待遇の差別がありました。日本人の期間工は工場近くの寮「当時人手不足でましては財閥グループですのでもちろん工場でも寮でも三食無料。寮費も光熱費もすべて無料でした」のドミトリー「俗に言うたこ部屋形式」から工場までは市バスの定期券「会社支給」で通勤でしたが。彼ら日系ブラジル人にはなんと都心のマンションを独身なら1LDKを夫婦でなら2LDKをもちろんすべて会社負担で。通勤も豪華観光バスチャーターで毎日送り迎え付きでした。朝の出勤は男女共。帰宅時は男子2時間残業に併せ。女子は定時に併せでした。当時労働基準法で、女子の深夜残業など規制されてましたので原則日勤だけの定時帰宅でしたが。週数時間の残業が許されており、週数時間は残業しておりました。その残業の都度女子用の豪華観光バスは定時便のみですので、なんと会社がハイヤー手配で帰宅してました。

ゴールデンウイーク直前のある朝勤の日の朝7時40分過ぎ、朝礼前の一時。班全員が揃っている時間。日系ブラジル軍団がいない、班長もいない。まわりがざわめく中班長が浮かぬ顔できた。「いやまいったよ。。彼らがね、、我々は日本に稼ぎに来たのであって、遊びに来たわけでない。期間工だから、ゴールデンウイーク中給料はつかない。金にならないそれでは困る。ゴールデンウイーク中も仕事を与えろ。でなければ我々はストライキを起こすぞ」て騒いでるんだ。それで工場長に呼び出されて緊急会議だったよ。ちゃんと期間工契約は日給製で、ゴールデンウイーク、盆、正月は連休で、年間何日に間の勤務ですよて、説明。納得の上で契約してるのにこれだからね。。ですでに日系ブラジル人の全体数が3割あるからストライキ起こされたら、まともにライン稼動できないから。連休中は工場内で清掃、ライン引き及び下請け関連企業内で納品整理等の休日出勤を与えるて事で調整だよ」

7時55分日系ブラジル軍団が勝ち誇った顔で、自分の受け持ち行程にに来た。8時ライン稼動。

6月のある朝勤の週の始まりの月曜日。毎日朝勤、夜勤共2時間のライン残業だったが、生産の落ち込みで、ライン残業は朝、夜勤共1時間に減少。期間は未定との発表があった。翌日の朝礼前の一時。班長も日系ブラジル軍団もいない。7時55分班長が青ざめた顔で来た。「まいったよ。。こんどは残業減ったから困る。我々は稼ぎに日本に来たのであって遊びに来たのではない。ライン残業1時間の後通常どうり、あと1時間仕事を与えろ。だめらなストライキ起こすぞ」だよ。工場長から呼び出されてネ。ライン終わってから、1時間工場内で掃除でもなんでもいいから居残りさせれの命令だったよ。「契約前説明してるのにね。残業はあくまで、生産量が多ければあるけどもなければ通常は定時勤務てね。いやまいったまいった。」生産減による残業減も最終的には1週間で終わったけども。

8月盆休み直前のある朝勤の週の始まりの月曜日。朝7時40分過ぎ、朝礼前の一時。班全員が揃っている時間。日系ブラジル軍団がいない、班長もいない。まわりがざわめく中班長が浮かぬ顔できた。「いやまいったよ。。彼らがね、、我々は日本に稼ぎに来たのであって、遊びに来たわけでない。期間工だから、盆休み中給料はつかない。金にならないそれでは困る。盆休み中も仕事を与えろ。でなければ我々はストライキを起こすぞ」て騒いでるんだ。それで工場長に呼び出されて緊急会議だったよ。連休中は工場内で清掃、ライン引き及び下請け関連企業内で納品整理等の休日出勤を与えるて事で調整だよ」

10月のある日のこと。私は三菱自動車との期間工契約6ヶ月を7月で過ぎていた。班長から正規従業員になりませんかといわれ断った。なら延長してといわれ3ヶ月延長していた。その任期も今月で切れる。寮費、3食、交通費すべて無料。帰任。年末年始。5月連休。お盆連休の帰着費支給。月平均残業時40時間。休日出勤月2回「朝勤週のみ」と深夜残業手当「月2週の夜勤手当含む」で健康保険、厚生年金と雇用保険と所得税すべて差し引かれても、手取り平均月30万円以上と9ヶ月間の任期満了手当て「約70万円以上」含めて9ヶ月間の勤務で330万円ほどのの貯金ができた。

私「トヨタ、ホンダでも期間工経験あり」の中で三菱自動車が一番期間工に対して人間扱いしてくれた企業は他にになかった。当時三菱重工から分離独立したての自動車分門。本来なら東証2部が相場をいきなり1部上場は財閥の七光りと言われた。他にも「日産、いすゞ、マツダ」等の期間工を渡り歩いてきた期間工内の合言葉は一番仕事がらくなのはいすゞ。人間扱いしてくれるのは三菱」だった。

任期満了直前班長が、再延長と正規従業員試験をお願いされた。当時私は帰国して数ヶ月期間工しては、数年物価の安いアジア、アフリカを渡り歩く放浪人でした。いろんな国を見てきたし、現地で働いたこともあります。どこの国でも、さらに所得の低い国から人を集め働かせて、その余剰を同国人に分配するのがあたりまえと理解しました。が現在の日本のしていることはその逆であり、いくら日系人だからといっても日本に来たばかりの外国人に日本人より高い賃金と高い福利厚生を与え外国人より低い賃金と待遇でなおかつ量の多い仕事をさせる社会システムに納得いかず。その状況を説明した上で再延長も、正規従業員のお誘いも断りました。

任期満了の日人事課長が説明してくれました。政府が外国人労働者受け入れ政策を発令。各大手企業に枠を割り振られ。かつ外国人受け入れ企業には一人頭政府補助金「4000~5000円」相当のおみやげ付てようなことを曖昧に教えてくれました。

現在の外国人移民1000万人政策ももし当時の政府と同じ、受け入れ各企業におみやげ付で音頭をとられるのではとの不安でいっぱいです。なぜならそのおみやげは我々の税金が原資だかれです。

我々の税金を原資に1000万人の移民におみやげばら撒かれて、我々より高い賃金支給されて、かつ彼らより多くの仕事量、責任等は我々に押し付けられ。彼らに粗製濫造され日本ブランドの信用低下を招き。我々の首を絞められ。挙句の果て我々日本人に耐え妥協できる範囲の労働条件でもストライキを起こされる。まってましたとばかり左派勢力、売国人権派勢力に外国人を差別する日本人が悪い。もっと彼らの待遇を改善すべきだと騒がれた目も当てられません。

三菱自動車の不祥事に関しても、当時を知る時代の生き証人として、言わせてもらえば、むりに外国人労働者を押し付けられた国の被害者ということができると思います。

私は当時を区切りに二度と企業に雇われるとは避けています。

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