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2008年4月 9日 (水曜日)

今更ながらサブプライム問題 とその後

復習です。

サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 [宝島社新書] (宝島社新書 254) Book サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 [宝島社新書] (宝島社新書 254)

著者:春山 昇華
販売元:宝島社
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読んだ本はこれ。

** 目次 **

プロローグ

第1章 住宅バブルを生んだ社会的な背景、時代的理由

第2章 サブプライムが略奪的貸付に変質した理由

第3章 サブプライム問題の露呈~歯車が逆回転を始めた

第4章 サブプライム問題への対策と現実

第5章 サブプライム問題の今後

第6章 終わりのはじまり~アメリカ帝国の終焉

あとがき

不動産を本来持てない人(信用力が低い)に持ているようにしたのがサブ・プライム。サブとついているようにあくまでおまけ。真の優良顧客はプライム。実はこの優良顧客もやばくなっているというのが某ブログで見かけた情報です。理由は不動産価格の下落。

以下、本書からの知識。

なぜ信用の低い人に可能だったかというと2つの理由。

一つは不動産バブル。焦げ付いても売り払えば元金は回収できる。毎日価格が上がっている。
2つめは金融工学。不動産の債権を証券化して他の債権と混ぜて売りまくった。貸し手と借り手の関係が遠い存在になった。フロリダの家の債権を北海道の銀行が持っているなんてこともおきる。元の貸し手(銀行)はあまり調査をしないで、とにかく貸しまくって新しい貸し手(投資会社)に債権を売りまくった。投資会社はこの債権を証券化して他の優良債権と混ぜて世界中に売りまくった。資金が余ってしょうがない人たち(銀行・証券会社・投資家)は買いまくった。だって時代は超低金利。

不動産バブルが終わる。混ぜた債権の内どれが焦げ付いて回収不能なのかわからない。決算も出来ない。なぜなら価格が付けられないから。損失は100兆円と言われている。みんな疑心暗鬼。売りたくても売れないし、毒入りかもしれないものは買えない。

あまり深く読んでいないのでいい加減です。

ITバブル後の景気浮揚策として、不動産優遇税制がバブルをつくった。日本と違うのは金融工学を駆使してレバレッジを効かせていたこと。これは儲けも数倍になるが損も数倍になる。穴埋めとして持ち物(株式)を大量に処分することになるか、資本増強としてアラブの王様にお金を出してもらうか。

やばいのはこれからとも言われています。ゆとり返済アメリカ版があり、金利が一気に上がる時期に来ているからだそうです。また4月中旬は決算期です。爆弾が落ちませんように。

拾い物

欧米金融機関決算(予定):
4月15日・・・ベア・スターンズ(3月20日から変更)、ウェルズ・ファーゴ
4月16日・・・JPモルガン・チェース(20:00)
4月17日・・・メリルリンチ、ステートストリート
4月18日・・・シティグループ(19:30)、ワコビア(20:00)
4月21日・・・バンク・オブ・アメリカ(BOA)
4月25日・・・カントリーワイド、MBIA

同じ著者の新刊が出ていました。4/9発売予定。

サブプライム後に何が起きているのか [宝島社新書] Book サブプライム後に何が起きているのか [宝島社新書]

著者:春山昇華
販売元:宝島社
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