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2007年8月22日 (水曜日)

不安化する日本

他人の書評と感想で書くのも何だかなあだが、図書館様是非入れてください。

帰属=束縛 自由=不安

フラット革命
 どこかに帰属し安心である一方で窮屈な社会。それが反対に、自由だけれど精神的に不安になる社会に移行しようとしている。その辺の感覚って、僕は実によ く分かる。僕は人生の半分近くを米国で過ごしたんだけど、米国はまさに自由だけど精神的に不安になる社会だった。日本もそんな不安定な社会になっていくん だろうなあ。

20年くらい前の本を読んだが、まさにこのことが書かれていた。アメリカは個人の精神が病んでいくと。

社会学のお話だったのが、企業は共同体という帰属団体にならないので、仕事を通じてコミュニティを形成しない(仕事場で共同体を作らない)。故にいつでも転職が可能だが、安定しないと。

反対に日本は企業共同体を形成したが、その結果転職がしにくい。最近は違うので、著者の言う不安定な社会の現れなのかな。そう言えばバブル後、社員寮(独身寮)が無くなってから日本人はおかしくなったそうだ。

それらのコミュニティーを「自由」という概念や「星条旗」というシンボルでまとめあげているのが米国だと思う。

ハリウッド映画はまさにその仕組みである。アメリカ的価値観は素晴らしいと自国民のために宣伝している。日本も靖国国旗国歌でまとめようとしなければならない、かも。別に9条でもいいけど、美しき世界秩序(冷戦構造下の恐怖の均衡)は終わってこれからどうなるの? という時期にこの平和主義は分が悪い。

中間が無くなってしまった日本で、如何に共通の価値観でまとめていくかがポイント。安倍首相は、

「戦後レジュームの脱却」

でまとめようとしたが、国民は「それより飯を食わせろ」だった。

それからアメリカは地域コミュニティが意外にある。それは地方紙だったりラジオだったりする。民主主義はこのような場所から育つというように考えているらしく大統領選でも、そこのDJに気に入られないといけないとか。←どっかで見たんだけど思い出せないので保留。

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