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2007年2月13日 (火曜日)

偽札は made in USA ?

北朝鮮が作っていると言われる偽100ドル(スーパーノート?)が、実はアメリカが作っていたという話である。情報元はドイツの新聞。

日刊ゲンダイ

ベンダー記者は、「スーパーノート」と呼ばれる偽ドルがいかに精巧か、米国以外が作ることが困難かを詳細に説き、「北朝鮮は偽ドルを作製する技術がない」「偽ドルは東アジアではなく、中東、東アフリカ、ロシアから流入している」と指摘。

「偽造紙幣捜査官たちは、CIAが秘密印刷所で何を印刷しているのか問い続けてきた」「ワシントン北部に位置する有名な都市の施設には『スーパーノート』の印刷に必要な機械がある」「CIAは秘密工作のための財源を偽ドルでまかなってきた可能性がある」「偽ドル作りを北朝鮮になすりつけることもできる」と記している。

 CIAが中東などの親米組織を支援するために偽ドルを与え、その親米組織が北朝鮮から武器を購入する時に偽ドルを使った可能性があるというわけだ。仮に、この事実を北朝鮮が掴み、米国に問いただしたとしたら、米国が突然、北朝鮮に譲歩したこともつじつまが合う。

構図はイラン・コントラ事件とほぼ同じ。CIAの工作資金をまかなうためイラン革命後の反米国家イランに武器を売った資金をコントラという組織に渡したという事件である。今回は途中で、その偽札が北朝鮮になぜか渡ってしまった。お金は人の都合でどこへでも行くから行き先は指定できない。

他でもそれに近いこともやっている。

田中氏のニュース解説

 1996年にアメリカの新聞「サンノゼ・マーキュリー」が報じて大きな問題になった連載記事によると、コントラは1981年にCIAによって作られた。その後、コントラはコロンビアの麻薬組織からコカインを仕入れ、ロサンゼルスなどアメリカ国内で売り、武器を買う資金を調達したが、このプロセスを指導したのもCIAだった。

 コロンビアの麻薬組織は、コントラに麻薬を供給すれば冷戦に協力したことになり、アメリカの麻薬取り締まり当局(DEA)から検挙されるのを免れると知り、協力していた。アメリカの麻薬問題は1980年代にひどくなったが、これはアメリカの当局自らが煽ったものだった、とサンノゼ・マーキュリーは指摘し、連載記事を書いたギャリー・ウェッブ(Gary Webb)は、アメリカのジャーナリズム界で最も名誉あるピューリッツァ賞を受賞した。

第19回 偽米ドルをつくっている真犯人は誰だ?

通貨偽造も「愛国的行為」
スーパーノートの出所について

「世界史の欺瞞」で、英語情報だけで物事を判断すると失敗すると言われているが、いつこのドイツ語情報がテレビに出てくるかが楽しみだ。世界はフランス語とスペイン語でできている。

世界史の欺瞞(うそ)―アングロマニア×××× Book 世界史の欺瞞(うそ)―アングロマニア××××

著者:ロベルトF.藤沢
販売元:明窓出版
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ちなみに自分でやった秘密工作が自分自身に返ってくることを業界用語でブローバックという。一番最初に使った?のは下記の本「アメリカ帝国への報復」である。ブローバックがおきる理由は、組織が大きくなりすぎて右手と左手が互いに何をやっているかわからなくなる。その結果、右手がした秘密工作に左手が嵌るということである。今回はめられたのは、シークレットサービス(元々は財務省の偽札取締官)かもしれない。

アメリカ帝国への報復 Book アメリカ帝国への報復

著者:チャルマーズ ジョンソン
販売元:集英社
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CIAといえば、自民党に資金援助していたと解禁された外交文書で明らかになっている。「密約外交」参照。

密約外交 Book 密約外交

著者:中馬 清福
販売元:文藝春秋
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ちなみにクレムリン(ソ連)から援助してもらっていた左翼政党もある。

クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史

一九九一年末のソ連邦解体後、新生ロシアは鉄の扉に覆われた秘密文書を積極的に公開した。日本関連の文書も明らかになり、秘められた真相公表が日ソ関係史 の書き替えを迫っている。本書は、戦前の社会に衝撃を与えた女優・岡田嘉子の越境亡命事件、日本共産党と日本社会党のソ連資金疑惑、北方領土など日ソ交渉 の舞台裏をソ連公文書を基に解明し、理想と幻想の国家・ソ連に憑かれた日本人の悲喜劇を描くノンフィクションである

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