2018年2月13日 (火曜日)

AIの工学化と物差しの開発

ポナンザが引退するという話

名人に勝った将棋ソフトが引退しましたが、開発者の話が興味深かった。

工学化するソフト

理系でも工学系は特殊で、理屈がわからなくても良い結果ができればいいというのが工学の世界。少しずれるが麻酔は原理は未だにわかってないと言われている。でもよく使われる。理系でも理学系は大変。

物差し問題

将棋ソフトなので強くなればいいのだけど、最先端を走るとどの程度強くなったのかを計る物差しがない。以前なら人と対戦してみれば勝敗でわかる。その次にソフト同士で対戦するとわかる。一番になると誰と対戦すればいいかわからない。旧バージョンと対戦しても差は数%だとほぼ誤差と同じ。だからどのくらい強くなったのか(または弱くなったのか)が評価できない。

これは意外だが納得できる話だった。

「2年前からプロ棋士はもう勝てないとわかっていた」Ponanza開発者・山本氏が語るAIの未来

http://ascii.jp/elem/000/001/516/1516952/

2018年2月 9日 (金曜日)

クリームスキミングで地方を潰す方向に舵を切った

赤字31路線を一斉廃止へ バス会社、規制緩和に抗議

https://www.asahi.com/articles/ASL285SDXL28PTIL02B.html

割安運賃を売り物にする他社が、両備の数少ない黒字路線への参入を計画。

要するに儲かるとこだけやると、他の儲からないところを維持していた業者が耐えられなくなって、地方路線は廃止するようになる。これをクリームスキミングと言う。

まさか実際に起きるとは思わなかった。予測できたことをしたから。行政は反対できない。なぜなら議会が法律で決めたから。反対したら加計学園の獣医学部の二の舞になる。行政に許認可権はないので、一定の条件をそろえたら許可が出る(理屈の上では)。

電話料金についているユニバーサル料金はこの維持のためにある。地方への補助金も実際はこれと同じで、東京の税金を地方にばらまいている。その金を増額した張本人が都知事選に出たという悪いジョーダンがあったりする。

総務大臣時代は三位一体改革として、地方交付税を財政力の弱い自治体に優先的に配分する政策である特別枠制度を作りました。これは、企業などが自治体に納める法人事業税と法人住民税を地方に配分する仕組みであって、要するに東京都(大阪府、愛知県、福岡県など都市部)の地方法人税を、財政基盤の弱いほかの貧乏都道府県に振り分けるという施策であります。東京都民からすれば、東京都のために使われるべきカネが、この人の総務大臣時代の施策のお陰で東京都と無関係なところに流れていく仕組みができてしまったわけでありますね。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20160704-00059615/

JALが潰れかかったときに、その理由としてドル箱路線の金を赤字路線につぎ込んでいたからというのを聞いたことがある。ドル箱は札幌ー東京間でここを安くすると赤字路線のコストを回収できなくなるというのがクリームスキミングです。規制緩和でこの区間の独立航空会社ができましたけどね。エアドゥhttps://ja.wikipedia.org/wiki/AIRDO

経済用語図鑑
WAVE出版  著者:花岡 幸子  価格:1,944円 

amazon.co.jpのカスタマーレビューを見る
powered by amalink

2018年1月26日 (金曜日)

漫画の前に本棚は売れているのか?

出版、最後の砦マンガ沈む 海賊版横行で販売2ケタ減

出版科学研究所は25日、2017年の出版市場が前年比7%減の1兆3701億円だったと発表した。前年割れは13年連続で市場はピークの半分に縮んだが、関係者を驚かせたのはその内訳だ。最後の砦(とりで)の漫画単行本(コミックス)販売が13%減と初めて2ケタの減少に沈んだのだ。

以前、どこかの編集者が漫画の長期連載化で、本棚の物理的限界が来ると予想していた。(だから結論として電子化は必須だろうという予測だったかどうかはわからない。)漫画喫茶が流行るのは棚の限界とう説もあったと思う。ただその本棚も売れていないという話があるらしい。チラシ広告の表面から消えているという話で、すなわち庶民はすでに本棚(=書籍)は買っていないだろうという予測をしていた。

電子化が難しいのはデバイスなのか書店との関係なのかはわからない。以前、某家電メーカーが直販サイトを立ち上げるとき、自社の製品を扱っている販売店ともめたという記事を読んだ。

その電子化でもコストは物理的な本と変わらない。というより本が異常に安いのが日本だという。

暇つぶし産業として雑誌新聞はきつい。ガムが実はケータイ(スマホ)にとられた?という話は示唆的だと思う。

トーハンによると漫画本は全国の書店の売上高の19%を占める。書店の営業利益率は0.3%弱しかなく、漫画本が売れなくなればかなりの痛手になる。

2018年1月 1日 (月曜日)

恋愛の衰退(消滅)とおっさん萌えの始まり

■月9というフジのドラマが死んだ

90年代を作ったフジテレビが苦境に立たされている。その一つが恋愛ドラマの視聴率低迷。かつて花形だったドラマ産業のトップが月9だった。月9という言葉も元々なく、人気を博しブランド化したのが月9だった。ちなみに他社は恋愛要素抜きでヒットしたのが半沢直樹になる。

■恋愛という消費財の終わりの始まり

恋愛を産業としてプッシュしたのが80年代から90年代である。これは若者殺しの時代という本で詳しく書いてある。おっさん世代はティファニーの三連リングを買い求めたのである。ちなみに価格は大学生がバイト代一ヶ月分として設定していた。当時10万ちょっと。

若者殺しの時代 (講談社現代新書)
講談社  著者:堀井 憲一郎  価格:756円 

amazon.co.jpのカスタマーレビューを見る
powered by amalink

■恋愛のない要素、おっさん萌え(ホモソーシャル)

これからはかわいいおっさんの関係性萌えである。

1.おっさんだから露骨な恋愛感情を必要としない無恋愛性

2.おっさん同士だから婦女子が好きな要素、関係性萌えがある

3.かわいいおっさんかどうかが重要。

恋愛要素が不要というわけではない。ヒット映画は旬な女優俳優の順列組み合わせで恋愛映画を量産している。

シンゴジラは恋愛要素を全部切って成功した。あの映画が評価されるのは映画産業の公式から外れてヒットしたからである。君の名はは恋愛映画だが恋愛ノスタルジーとしての映画と捉えるのが正しいらしい。他で例えると熱血が終わった時代に見る熱血映画である。

■フジのおちゃらけ路線と(他局の)真面目路線

フジが終わったのは、すかしの文化が終わって、真面目路線が受けているから。島田紳助はよく読んでいて感動路線に行った。彼は正しかった。

これはかつて真面目なフォークが廃れて明るい勝手にシンドバットが受けたことの反対である。

2017年12月13日 (水曜日)

2018年3月? Minecraft Super Duper Graphics Pack

アメリカのアマゾンをのぞいたら出荷日がmay 1となっていた。4kになるマイクラは2018年3月かもしれない。
https://www.amazon.com/dp/B076XH9SJT/

2017年12月10日 (日曜日)

オープンワールドの民生品 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

任天堂のすごいところは洋ゲーと言われるジャンルでも、おもちゃメーカーとしてきっちりおもちゃにしてくるところ。このおもちゃは揶揄ではなく、誉め言葉です。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 【オリジナルマリオグッズが抽選で当たるシリアルコード配信(2017/10/26-2018/1/8注文分まで)】
任天堂    価格:6,500円 

amazon.co.jpのカスタマーレビューを見る
powered by amalink

大人向けはこちらで

2017年11月26日 (日曜日)

漫画の実写化はなぜダメか

https://togetter.com/li/1173347

マーベルの話があるけど日本は・・・

リスク分散で製作委員会方式をとっているので、金も出すが口も出す。一貫性がなくなる。ちなみにゴジラは東宝一社提供(10数億)なのでこの点はクリア。ただしダメ要素が入る余地があった。監督とプロデューサーが頑張って庵野に脚本を任せた。スタッフと揉めたけど監督が頑張った。

日本の映画はキャストありきなのでその要望に沿うようになる。よってプロモーションみたいな映画になる(進撃の巨人)。

もっと切実なのはその方が実際客が入る。ちなみにテレビドラマも似たようなもので役者じゃなくてキャストありき。ネット系の作品もそれというのが出ているらしい。よってイケメンとアイドルを順列組み合わせの作品が何本も出る。山田玲司先生曰く、たのきんトリオの実績かららしい。

役で色がつくとCMが来なくなる。昔テレビがすごかった時代、年間CM三本出れば暮らせたらしい。芸人の人が言っていたのでたぶん役者も同じ系譜だと思う。

よって脚本が腐ってくる。でもお金入る。

才能は個人に宿ると思うけど、それを任せるのは危険ということで普通の人は映画を見ない。日本人は平均すると年一本計算(一億回鑑賞)。

だから割り切ってヤマトはCGを見ましょう。

ポーの一族実写版はすごいらしい(宝塚版)。

2017年11月17日 (金曜日)

めちゃイケ終了はテレビの高齢化

ずっとこの説を唱えているのだが、もう一つは出演者の高齢化。

最初にテレビの高齢化問題

いみじくもめちゃイケメンバーの鈴木紗理奈がテレビを見ていないと発言していたがこれが肝である。つまりあの年代は育児で忙しい。そしてテレビは同年代を笑わすという島田紳助の方程式により紗理奈の同年代はテレビを見る暇がない。だから視聴率は落ちる。

もう一つは新人視聴者が入ってこなかった。一応新メンバーオーディションをやって入れているのは多分下の世代を入れたかったのかもしれない。ただ、視聴者はごっそりスマホに行っているので同年代は見ていない。プロ野球で置き換えると、新しい選手が入ってこないのでロートル(めちゃイケメンバー)が40近くまで現役でいられたということである。プロ野球の平均引退年齢は30歳。タレント=視聴者である。だから岡村隆史が番組を持った26歳という年齢と同じように、この年代のタレントを連れてきて若者の視聴率が取れないときつい。ダウンタウンも確か26歳で冠番組を持った。

つまり下からの突き上げがなかったから番組が続いてしまったという説です。もちろん維持するだけでものすごく大変だろうということは前提です。

ライバルが現れないと思っていたら、別の種目に行っていたのがテレビだと思います。

タレントの高齢化は体の動きや頭の働きに切れがなくなるのでどうしても緩慢になる。これはビートたけしが40を過ぎて思うように反応できなくなって映画に行ったという話に似ている。

お笑い第何世代という表現がある。新しい世代が出てこなかった。今お笑いの中心は40台である。90年代最強のテレビ世代である。要するにテレビの中で世代交代が起きずにそのまま高齢化した。世代交代はメディアでかつて映画からテレビになったように、テレビからスマホになった。だからロートルが真空管の様に生き残って、新世代は半導体に行った。

2017年11月15日 (水曜日)

自民党と農協票

2017.11.13 自民党の農村離れ

http://www.jacom.or.jp/column/2017/11/171113-34019.php

凄く面白い分析。

自民党は小泉政権で古い自民党と決別したから、今でもその路線です。少し日和った安倍政権はそのまま民主党に変わった。だから政権復帰した自民党は今でも同じ路線です。

民主党が瓦解したのは本来民主党が取るべき政策を小泉さんが全部採ってしまった。ここで自民党の地方地盤とした政権から都市政権に脱皮したのです。全部一律にではないけど、基本的にこの構造です。公共事業は続けると思いますけどね。

あと、残っている政策は緊縮財政とプライマリーバランスと増税という激辛メニューですから、この政策で政権交代は難しいだろうね。

天下餅。小泉がついて、菅直人がこねて、安倍が食べる。

この本は自民党が地元利益誘導をすると結果として自民党離れが起きるという話です。一度インフラができれば用無しになるのと、インフラは取り外せないので自民支持しなくてもよくなる。

自民党長期政権の政治経済学―利益誘導政治の自己矛盾
勁草書房  著者:斉藤 淳  価格:3,240円 

amazon.co.jpのカスタマーレビューを見る
powered by amalink

«かつて明石家さんまが指摘していた岡村隆史のこと

2018年2月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28      

おすすめ

  • 高齢者向けテレビ用スピーカー

おすすめ(amazonウィジェット)

暇つぶし(アマゾン)

音楽

  • 癒しの音楽
  • 聞き疲れしないスピーカー

    音は良いのですが製品としての質が良くない。

    外付けサウンド(USB接続)

    ヘッドフォン端子の質があまり良くない。

    一万円前後のUSBオーディオ入門機

amazonウィジェット

  • 乾電池で動くデジカメ
無料ブログはココログ

Google Analytics




アクセスカウンター

  • 3カウンター